なつめくんの束縛
棗side
今日、前に付き合ってた柚月が俺と同じ学校に転校して来た。
特になんの感情もない俺はただ懐かしむようにボーッと自己紹介をしてる柚月を見る。
...可愛いとさえ思えない。
俺はゆっちゃんさえいれば他は本当にどうでもいい。
最初は柚月と名前が似てて驚いたけど特に気にもならなかった。
ゆっちゃんが隣にいてくれれば...
俺はなにも望まない...。
HRか終わってすぐに俺に気づいた柚月は話しかけてきた。
「棗...久しぶり」