なつめくんの束縛





寝ていた俺はドアが開く音が聞こえてうっすらと目を開けた。






誰か来たのか…。




そう思って窓の方を見れば夕日が差し込んでいてもう放課後かと気づく。





入って来たやつが出て行ったら俺も出ていくかな…






そう思った時…





「よしっ…」





聞き覚えのある声が聞こえてチラッと見てみればゆっちゃんがいた。





向こうからはこっちは見えなくて、ゆっちゃんは気づいてなかった。





俺は立ち上がって無意識に近づこうとしたけど何かに体が当たってガタッと音を立ててしまった。








< 158 / 227 >

この作品をシェア

pagetop