なつめくんの束縛
「だって…彼氏は今まで出来たことないし…
男の子の家だってろくに行ったことないもん…」
正直に本当の事を棗君に話す。
だからすごく緊張してるのに〜っ…
「ごめんね?
ゆっちゃんが可愛いから意地悪したくなっちゃった」
棗君はそう言って私に近付くと後ろから抱き締めてくれた。
なんだろう……棗君がものすごく甘くなった気がする。
すぐギューッてしてくれるし…
ドキドキするけどなんか落ち着く……。