なつめくんの束縛
「改めまして、金宮 柚月です。
よろしくね柚子ちゃん!」
手を握られてブンブンと手を振る金宮さん。
なんか…すごくいい人そう…
「棗とは一時期付き合ってたことあるんだけどなんか友達の方が楽ですぐ別れちゃったんだ〜」
あははははっと金宮さんは笑ってそう言った。
なんだかその言葉にホッとする私。
「それからは仲のいい友達って感じだから何も心配しないでねっ」
そう言って金宮さんは私に笑顔を向けてくれた。
うっ…まぶしい…っ…
こんな美人な人の笑顔を間近で見れるなんて…
私が男だったら惚れてしまいそう…。