なつめくんの束縛
学校につけばいつもは棗君といる私は1人ぼっちだ。
2年の時に仲良かった友達とは3年になってクラス変わっちゃったし...
3年になってからずっと棗君といたからな...
でも特に何も気にならない私は自分の席についた。
あ~あとで先生に棗君の家の住所聞かないと...
わかりやすく教えてもらおう!
そう考えた時トントンと肩を叩かれた。
「今日原谷休みなの?」
その言葉に振り返れば私に話しかけてきたのは前に肩がぶつかってしまった武藤君だった。
「あっうん!
今日棗君は風邪引いちゃったみたいで...」
私がそう言えば武藤君は納得した様子で...
「じゃあ今日佐倉田さん1人?」
そう聞いてきた。
「うん?
そうだよ」
と私は返事をした。