なつめくんの束縛




あれから案外キッチンはすぐに見つけられて勝手に鍋などを使って卵入りのお粥を作った私は置いてあったお盆にお粥と水を乗せてまた棗君の部屋へ向かう。




食べてくれるといいなあ...





にしても...




二人きりっていうところがまたちょっとドキドキしちゃう...。





また私ってば変なこと考えて...




ばかな女~っ......





私と棗君とじゃ何も起こるわけがないっていうのに...





ひぃ~っ...恥ずかしい恥ずかしい...





とりあえず!



棗君にまずはご飯食べてもらわないと...





何も食べてないんじゃすぐよくならないよ...






< 44 / 227 >

この作品をシェア

pagetop