なつめくんの束縛
「いやいやっ...た、食べてください!」
慌ててなんでか棗君に敬語になってしまった私。
棗君は少しムスッとした顔で...
「ゆっちゃんの変態」
........................。
誰が......変態だって...!!!!?
「なっ...全然私そんなことない...っ!」
慌てたように言えばもう棗君の方が上手で...
いつもいつも棗君には敵わない。
「そんな慌てちゃって本当は認めてるとか?」
クスッと笑いながら棗君が言った。