なつめくんの束縛
「ち、ちがうよ...っ!」
どうして私が~っ......
うぅ~っと一人で項垂れていると棗君が私を呼んだ。
「ねぇゆっちゃん」
名前を呼ばれて棗君を見る。
「今日は金曜日だね。
土日くるけどなんか用事ある?」
棗君はそう言ったあと口の中にお粥を一口入れた。
明日明後日...
ん~...特に何もないなあ...
「ううん!
なんもないよ」
私がそう言えば棗君から出た次の言葉は衝撃的だった。
「じゃあ今日泊まっていきなよ」
棗君は平然とした顔で私は目を見開いて。
棗君はなんてことを言ってるんだ...!!