なつめくんの束縛
「汗?」
棗君が私が言ったことに反応する。
それに私はコクコクと頷いた。
きっと離してくれるだろう。
そう思ったのも束の間......
「どれ...?」
棗君は片手をスッと私が棗君から借りた服の中に入れて背中をツーッと触った。
「ひゃっ...」
な.....
なんて声が今ー!!!!!!
そ、そんなことより...
「っ...なつめく...ん!
だ、ダメ!」
そう言って頑張って左手を後ろに回して棗君の手を止める。
なんとか手を掴めたと思えば棗君にとても恥ずかしいことを言われた。
「ゆっちゃんあのくらいで声出しちゃダメじゃん」
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