幼馴染と甘々恋愛中⁉︎
-入学式後-

俺たちはながーーい理事長の話を聞き終え、クラス表で、自分の名前をさがしている。

「あっ!あったよ!!敬斗!」

「どこ?」

「1年5組!」

「あ、ほんとだ。」

って、また、姫ノと同じクラスだ。

「また、敬斗と同じクラス〜ぅ。」

「なんだよ。もっと喜んでいいんだぞ」

「えーー。」

「そうそう、姫ノちゃん、もっと喜んであげてよ。そうじゃなきゃ、こいつ不機嫌になって、めんどーなんだよ。」

「っ!お前。」

「あー!斎木くんだ!」

こいつ斎木 翔は、中学からの、親友だ。
一応。(おい、一応ってなんだよww)

「2人ともっ!俺も5組だから、よろしくねー!!」

「は?お前もかよ。」

「やったぁー斎木くんも⁉︎」

「姫ノちゃんそんなに嬉しそうにしてくれるなんて、可愛いなーぁ。」

そう言って、姫ノの頭を撫でる斎木。

「っ!おい。斎木。」

「ん?どうしたのー敬斗くん♡」

「きもっうぜっ。」

こいつ、絶対俺の反応で遊んでやがる。

ほら、姫ノなんて、頭にはてなマーク浮かべてる。

「まあまあー。そろそろ教室いかね?」

斎木の提案で、俺達は教室に向かう事にした。

教室に着くと、俺は出席番号1番だから、1番前の席だった。

姫ノは、女子の出席番号5番で、前から、5番目の席。つまり、1番後ろの席。

あーー席遠いー!!

担任のハゲのおじさんの話を無視し、
姫ノを見ていると、姫ノの前の席の女子と仲良くなったみたいだ。

姫ノが、横のきもーい男子に、喋りかけられていないで、よかったぁー。

でも、気に入らないのが、ほとんどの男子が俺と同じように、先生の話を聞かず、姫ノ観察に励んでいることだ。

やっぱり、あんだけ可愛かったら、他の男子もほっとかないよな。

あー早く、家に帰って姫ノを俺、1人の物にしたい。

って、俺、きもい////

だめだ。こんな変な考え方。
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