あふれる、想い

「俺の友達の矢野岳志」

「ちーっす」


「辻愛結花です
友達の原田明日香」


「よろしくね」


4人で地面に座ってご飯を食べる

岡野君と矢野君はパン


食後
矢野君と明日香は気を使って
2人でベンチで話をしてる

何だか気が合ってるみたい



「なんか辛い事あった?」

「…何で?」

「ん~なんとなく辛そうだなって」

何で…気づいちゃうんだろう


頬に涙が流れた


「えっ…大丈夫か?」


「あっ…ごめんね
うん、大丈夫」


「あんまり無理すんなよ?
俺で良ければいつでも話聞くからさ」


岡野君の優しさが温かくて
また涙が出そうになった


「うん、ありがとう」


「あのさ、またメールとかしても良いか?」


「うん」


期待持たせるような事をしてるってわかってる


でも…岡野君の優しさが…嬉しい

それに縋りたくなるんだ
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