あふれる、想い
「ん~微妙?」
「微妙って何だよ~?」
「微妙は微妙だし~」
酔ってるせいなのか
それとも酔っててもガードがかかってるのか
それ以上言わない大橋は
そのままソファにもたれて寝始めた
「山口は何か聞いてないのか?」
俺は中途半端な答えにモヤモヤして聞いてみた
「私は詳しくは
聞いてないしわからないよ
でも…アメリカから戻れば
会う約束はしてるとは言ってたよ」
確か岡野はいつ帰って来るかわからないはずだ
「何だそれ
いつ帰って来るかわかんないなら
辻は不安なままなんじゃね?」
慶吾が呆れたように聞いてる
「まぁそれは事情があるから
仕方ないんじゃない?
でも、別れたかどうかは聞いてないんだよね
聞きにくいし…」
確かにそうだよな
俺だって聞きにくい
「でも、どうも連絡はとってないみたいだよ
これは私の勘だけどね」
やっぱ岡野から返事が返って来ないのか?
だって…辻はその事で泣いてたもんな
もう岡野は辻を手離したのか?
でも…戻ったら会うんだよな??
俺には理解出来ない事ばかりだ
「じゃあ別れてるんじゃね?」
慶吾が険しい顔をして酒を一気に飲み干した
「さぁ?
そこまではわかんないよ」
山口も眉間に皺を寄せて一気に飲み干した
「翔~もう奪っちゃえば?」
「慶吾、簡単に言うなよ
辻はまだ岡野が好きなんだぞ」
俺だって…奪ってしまいてーよ
だけど…辻の気持ちは
悔しいけど岡野にあるんだよ
「ずっと好きだったんでしょ?!
見てて上條はすっごいわかりやすいし
頑張りなよ
遠くにいる人より近くにいる方が有利じゃん」
「ありがとうな、山口」
そうだよな
俺は頑張るって決めたんだ
俺の気持ち…受け止めてくれよ
俺は辻の寝顔を見つめながら
一気に飲みほした
「微妙って何だよ~?」
「微妙は微妙だし~」
酔ってるせいなのか
それとも酔っててもガードがかかってるのか
それ以上言わない大橋は
そのままソファにもたれて寝始めた
「山口は何か聞いてないのか?」
俺は中途半端な答えにモヤモヤして聞いてみた
「私は詳しくは
聞いてないしわからないよ
でも…アメリカから戻れば
会う約束はしてるとは言ってたよ」
確か岡野はいつ帰って来るかわからないはずだ
「何だそれ
いつ帰って来るかわかんないなら
辻は不安なままなんじゃね?」
慶吾が呆れたように聞いてる
「まぁそれは事情があるから
仕方ないんじゃない?
でも、別れたかどうかは聞いてないんだよね
聞きにくいし…」
確かにそうだよな
俺だって聞きにくい
「でも、どうも連絡はとってないみたいだよ
これは私の勘だけどね」
やっぱ岡野から返事が返って来ないのか?
だって…辻はその事で泣いてたもんな
もう岡野は辻を手離したのか?
でも…戻ったら会うんだよな??
俺には理解出来ない事ばかりだ
「じゃあ別れてるんじゃね?」
慶吾が険しい顔をして酒を一気に飲み干した
「さぁ?
そこまではわかんないよ」
山口も眉間に皺を寄せて一気に飲み干した
「翔~もう奪っちゃえば?」
「慶吾、簡単に言うなよ
辻はまだ岡野が好きなんだぞ」
俺だって…奪ってしまいてーよ
だけど…辻の気持ちは
悔しいけど岡野にあるんだよ
「ずっと好きだったんでしょ?!
見てて上條はすっごいわかりやすいし
頑張りなよ
遠くにいる人より近くにいる方が有利じゃん」
「ありがとうな、山口」
そうだよな
俺は頑張るって決めたんだ
俺の気持ち…受け止めてくれよ
俺は辻の寝顔を見つめながら
一気に飲みほした