あふれる、想い
蓮は優しく微笑んで髪を撫でてくれる
「無理するな?
今日は止めとこう?」
…嫌だよ
蓮と一つになりたいって言ったら…呆れる?
首を左右に振った
「…今なら止めれるから…」
「…蓮…お願い」
「っ…もうダメだからな」
そう言って蓮は私の中に入ってきた
想像以上の痛み
だけど、繋がる温もりに幸せを感じて
愛される喜びに涙が溢れた
終わった後、蓮は優しく涙を拭ってくれた
「痛かったよな…」
「ちがっ…蓮と一つになれて幸せで
涙が…溢れたの」
蓮は嬉しそうに微笑んで瞼にキスをくれた
「俺も幸せだよ」
蓮の広くて熱い胸板に額を寄せた
「ずっと一緒」
「ずっと離れないから」
2人で抱きしめあって眠りについた
心も身体も満たされた
そう思えるぐらい幸せな夜