あふれる、想い


朝、目覚めると
蓮が頭を撫でてくれていた


恥ずかしくなって
布団を頭まで持ち上げた


「あ―ゆ―か?
顔を見せて?」

蓮の甘い優しい声が聞こえて
顔を少し覗かせた


おでこに優しくキスをしてくれる


「おはよ」


「おっおは…おはよ」

噛みまくりだよ

恥ずかしい


「顔真っ赤で可愛い」


「…言わないでよ」

頬を膨らますと蓮がきつく抱きしめてくれる


「ずっと一緒にいような?」

「うん」


お昼にはここを発つ


でも、私は蓮と一緒に見た蛍

星空

この温かい温もり

愛おしい気持ち

色々なお土産を蓮に貰った


こんな気持ちになれるのは蓮だけ


愛おしい大好きな蓮


「蓮、大好き」

もう一度抱きついた


「俺も大好きだ」


応えてくれる幸せ

ずっと大事にしたい
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