初恋
席替えしてみて驚いた。さっき目に入ったこが隣だ。なんて運のいい・・・。
「私、西田 花蓮って、言うんだ。よろしくね!」
気になる新って人は
目の前。
後ろを向いてきて、
「俺、新。お前この時期転校なんて珍しいよな。」
あ、やっぱり綺麗だな。この人の声。
でも、いきなりお前呼ばわりか。
でも、いいか。なんか気になるこの人を
知るいい機会だとおもって・・・。
「うん。いろいろ事情があって・・・。いいんじゃないの?むしろこういうの。」
なんだろう。ドキドキする。心臓の音、うるさいな。なんなんだろう。こんな人に、ドキドキするとか・・・。
結局この気持ちは分からなかったけど、
無事に1日目を終えた。