チャラい×真面目=事件!?
「けど彼女を探しているなら、ここにはいないわよ。数週間前から店には来てないから。」
「探しているんじゃないですよ。彼女、今朝早く、遺体で発見されたんです。私達はその捜査。」
端的に言う蠍髪に、目を見開く鶇。
「遺体って………。そう………。この業界は、出入りが激しい世界だから突然辞める子や来なくなる子は珍しくなくてね。気にもしていなかったんだけど。まさか、死んでいたなんて……」
余程ショックを受けたのだろう、鶇は力が抜けた様に少し顔を伏せる。
「殺人事件として捜査してるんです。他に何か思い出したことがありましたら、こちらにお電話下さい。」
「分かったわ。」
「ほんと、小さなことでもいいんで!」
名刺を鶇に渡し、上郡は重々お願いをする。
「ええ。早く犯人捕まえて頂戴ね。気にもしていなかった私が言うのもなんだけど、殺されるような子なんてこの世にいないと私は思ってるから。」
「分かっています。」
力強く頷き、上郡と蠍髪は、諳鷲を後にした。
「探しているんじゃないですよ。彼女、今朝早く、遺体で発見されたんです。私達はその捜査。」
端的に言う蠍髪に、目を見開く鶇。
「遺体って………。そう………。この業界は、出入りが激しい世界だから突然辞める子や来なくなる子は珍しくなくてね。気にもしていなかったんだけど。まさか、死んでいたなんて……」
余程ショックを受けたのだろう、鶇は力が抜けた様に少し顔を伏せる。
「殺人事件として捜査してるんです。他に何か思い出したことがありましたら、こちらにお電話下さい。」
「分かったわ。」
「ほんと、小さなことでもいいんで!」
名刺を鶇に渡し、上郡は重々お願いをする。
「ええ。早く犯人捕まえて頂戴ね。気にもしていなかった私が言うのもなんだけど、殺されるような子なんてこの世にいないと私は思ってるから。」
「分かっています。」
力強く頷き、上郡と蠍髪は、諳鷲を後にした。