チャラい×真面目=事件!?
「なんだ、またか。毎日毎日懲りないな。」


「午戸兎さん。上郡を飛ばして下さいよ。こんな奴、一課にいらないですよ。」



呆れる様に現れたのは、上司である午戸兎(ゴトウ)。


顔は強面だが、罪を憎んで人を憎まず、そんな精神の優しい性格だ。



「こんな奴ってなんだよ!ってかちゃんと敬った感じで敬語使え!俺の方が年上で先輩だぞ。」


「階級は私の方が上だしぃ~」



そう。確かに階級は小馬鹿な態度の蠍髪の方が上だ。


午戸兎は現場叩き上げの警部。

戌籏も同じく叩き上げで警部補。


蠍髪は今年警察学校を出たばかりのキャリアで警部補。


色平と上郡はノンキャリアで、巡査部長だ。



「子供みたいな喧嘩は止めろ。上郡、色平を誘う暇があるならその資料纏めておけ。」


「え。マジっすか……」


「大真面目だ。」



「手伝いましょうか?この量は……」


「構わん。頭を冷やすのに丁度いい。しかも、お前が一緒じゃ意味がないだろ。」



資料の量が多いので色平が手伝いを申し出るも、午戸兎に止められてしまった。


結局、上郡は学生の居残りみたく一人で資料を纏める羽目になった。
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