チャラい×真面目=事件!?
「あの~失礼しまーす。」
「ん?どうした、亥植。みんな出払ってて、今は俺一人だが。」
一課を訪ねて来たのは、亥植だった。
「あ、いえ。大したことではないのですが、ちょっと気になったことがあったので。」
「俺が答えられることだったら答えるが。」
書類へ書く手を止め、亥植に向き直る。
「色平さんて、階段から落ちたんですか?」
「………どこから聞いた?」
亥植が疑問を口にした途端、午戸兎の顔が強張る。
「え……あ…、チュウくん………いえ、私と同じく生活安全課の向鼠巡査部長が他部署の人から聞いたと言っていたんです。彼、応援に行っていて色平さんが襲われた時は丁度いなかったので。階段のこと、色平さんからは何も聞いていなかったので、ちょっと気になりまして。」
少し強い口調の午戸兎に慣れていない亥植は、少ししろどもどろになりながら答える。
「戻りました!」
「2人とも、どうかしたの?」
帰ってきた蠍髪と戌籏は、顔が強ばっている午戸兎と固まってしまった亥植を交互に見ながら不思議に思う。
「ん?どうした、亥植。みんな出払ってて、今は俺一人だが。」
一課を訪ねて来たのは、亥植だった。
「あ、いえ。大したことではないのですが、ちょっと気になったことがあったので。」
「俺が答えられることだったら答えるが。」
書類へ書く手を止め、亥植に向き直る。
「色平さんて、階段から落ちたんですか?」
「………どこから聞いた?」
亥植が疑問を口にした途端、午戸兎の顔が強張る。
「え……あ…、チュウくん………いえ、私と同じく生活安全課の向鼠巡査部長が他部署の人から聞いたと言っていたんです。彼、応援に行っていて色平さんが襲われた時は丁度いなかったので。階段のこと、色平さんからは何も聞いていなかったので、ちょっと気になりまして。」
少し強い口調の午戸兎に慣れていない亥植は、少ししろどもどろになりながら答える。
「戻りました!」
「2人とも、どうかしたの?」
帰ってきた蠍髪と戌籏は、顔が強ばっている午戸兎と固まってしまった亥植を交互に見ながら不思議に思う。