チャラい×真面目=事件!?
「ああ、それがな……」
「あれ?その似顔絵……」
「見覚えあるんですか?!事件の重要参考人なんですけど!」
蠍髪が手にしていたのは、諳鷲に勤めているキャバ嬢達に協力してもらい書いた猫笹街狐と揉めていたと思われる男の似顔絵だ。
それを見た亥植の何か知っているような口ぶりに、蠍髪は詰め寄る。
「私の同期です。生活安全課の向鼠巡査部長です。でも、重要参考人って……」
午戸兎をチラッと見ながら言う。
「え?生安課?一体どういうこと?!」
「向鼠は、色平が階段から落ちたことを知っていた。」
「それって………まさか!!」
「その、まさかだったら色平が危険だ。向鼠は署内にいるのか?」
「えっと……、今日応援から帰ってきたので、報告して……。あ、さっき先輩がもう帰ったと言っていました。」
「色平が病院にいることは?」
「し、知っています。前に課長が盲腸で入院した病院だと私が……」
「上郡に電話しろ。似顔絵見せに向かってるんだろ?」
「分かりました!」
次々と飛び交う言葉。
一気に緊迫した空気が漂う。
「あれ?その似顔絵……」
「見覚えあるんですか?!事件の重要参考人なんですけど!」
蠍髪が手にしていたのは、諳鷲に勤めているキャバ嬢達に協力してもらい書いた猫笹街狐と揉めていたと思われる男の似顔絵だ。
それを見た亥植の何か知っているような口ぶりに、蠍髪は詰め寄る。
「私の同期です。生活安全課の向鼠巡査部長です。でも、重要参考人って……」
午戸兎をチラッと見ながら言う。
「え?生安課?一体どういうこと?!」
「向鼠は、色平が階段から落ちたことを知っていた。」
「それって………まさか!!」
「その、まさかだったら色平が危険だ。向鼠は署内にいるのか?」
「えっと……、今日応援から帰ってきたので、報告して……。あ、さっき先輩がもう帰ったと言っていました。」
「色平が病院にいることは?」
「し、知っています。前に課長が盲腸で入院した病院だと私が……」
「上郡に電話しろ。似顔絵見せに向かってるんだろ?」
「分かりました!」
次々と飛び交う言葉。
一気に緊迫した空気が漂う。