チャラい×真面目=事件!?
「ようやく会えたな。向鼠巡査部長。」
「くっ………何故俺の名前を…」
「亥植に言っていたそうだな、色平が殴られ刺された上に、階段から落ちたと。」
「それがどうした!事実だろうが!」
警官に取り押さえられながらも吠える向鼠。
そこに、普段の雰囲気は微塵も感じられない。
「色平さんが階段から落ちたこと、私達現場の捜査員しか知らないことなんだけど?野次馬もいなかったし、警察発表でも言ってないわ。」
「応援に行っていて今日戻ってきた貴方が何故その事を知っているのかしら?」
「成る程。犯人しか知り得ないことを知っていた。んで、亥植から色平のこと聞いたから口を封じようとした訳か。」
色平が危ないと言われた理由が、漸く上郡にも分かった。
「ああ、そうだよ!俺が殺ったんだ。階段から落ちて動かなかったから死んだと思ったのによ!しぶとすぎるぜ。」
「んだと?!」
「上郡、落ち着け。」
今にも飛び掛からんとする勢いの上郡を、午戸兎は諌める。
「猫笹街狐の遺体からお前の指紋が検出された。何故殺した。」
「くっ………何故俺の名前を…」
「亥植に言っていたそうだな、色平が殴られ刺された上に、階段から落ちたと。」
「それがどうした!事実だろうが!」
警官に取り押さえられながらも吠える向鼠。
そこに、普段の雰囲気は微塵も感じられない。
「色平さんが階段から落ちたこと、私達現場の捜査員しか知らないことなんだけど?野次馬もいなかったし、警察発表でも言ってないわ。」
「応援に行っていて今日戻ってきた貴方が何故その事を知っているのかしら?」
「成る程。犯人しか知り得ないことを知っていた。んで、亥植から色平のこと聞いたから口を封じようとした訳か。」
色平が危ないと言われた理由が、漸く上郡にも分かった。
「ああ、そうだよ!俺が殺ったんだ。階段から落ちて動かなかったから死んだと思ったのによ!しぶとすぎるぜ。」
「んだと?!」
「上郡、落ち着け。」
今にも飛び掛からんとする勢いの上郡を、午戸兎は諌める。
「猫笹街狐の遺体からお前の指紋が検出された。何故殺した。」