チャラい×真面目=事件!?
終止符は句読点
「よっ!調子どうだ?」
「……来る度に聞かなくても大丈夫ですから。」
病室に顔を出した上郡に、色平は苦笑いで迎える。
向鼠と対峙した後意識を失った色平だが、処置が早かった為輸血だけで事なきを得た。
「向鼠くん、どうですか?」
ICUに逆戻りしてしまい、事件も解決したので医師に会話は最低限と、色平達は念を押されまくっていた。
なので、一般病棟へと移った今日より許可が下り、色平は早速尋ねる。
「反省の色、全く無しだ。あいつは俺から見ても最悪だぜ。プロポーズ断られたぐらいで殺すか、普通。痴情の縺れで殺人とか俺には理解不能だな。殺さなくてもストーカーになるな、あれは。」
「そうですか……。そんな風には見えなかったので。もっと人を見る目を養わなければいけないですね。」
言ったきり考え込む色平。
向鼠と接している内に気付いていたら……
そんなことを思っているのだろうか、向鼠のことを話した時の亥植より酷い顔色なんじゃないか、などと上郡は推測観察してみる。
「……来る度に聞かなくても大丈夫ですから。」
病室に顔を出した上郡に、色平は苦笑いで迎える。
向鼠と対峙した後意識を失った色平だが、処置が早かった為輸血だけで事なきを得た。
「向鼠くん、どうですか?」
ICUに逆戻りしてしまい、事件も解決したので医師に会話は最低限と、色平達は念を押されまくっていた。
なので、一般病棟へと移った今日より許可が下り、色平は早速尋ねる。
「反省の色、全く無しだ。あいつは俺から見ても最悪だぜ。プロポーズ断られたぐらいで殺すか、普通。痴情の縺れで殺人とか俺には理解不能だな。殺さなくてもストーカーになるな、あれは。」
「そうですか……。そんな風には見えなかったので。もっと人を見る目を養わなければいけないですね。」
言ったきり考え込む色平。
向鼠と接している内に気付いていたら……
そんなことを思っているのだろうか、向鼠のことを話した時の亥植より酷い顔色なんじゃないか、などと上郡は推測観察してみる。