キミのとなり
嫉妬。
ピーンポーン__。
「おーい。遅刻すっぞー。」
「はーい!今行きますー!!」
今日もいつものように飛雅に
出迎えられてギリギリ登校です。
「毎回毎回おせーんだよお前は!
どーせ昨日遊んでたからだろ。」
「ごめんってー!ん?
昨日遊んでたこと知ってるの?」
「いや、俺の部屋からお前ん家の
玄関見えるから。昨日亜嵐見えたし。」
「見えるんだ(笑)昨日は突然亜嵐から
電話かかってきてプラネタリウム
見に行ってきたんだー★゛」
「へぇー。」
「何それ!反応薄くない??
飛雅も星好きじゃん!」
「…。」
私が亜嵐と遊びに行ったことを
話した後から教室につくまで
ずっと飛雅は何も話さなかった。
顔も無表情だし今日の飛雅は
いつもとちがった。
あまり突っ込むとキレられそうだったから
今日は1日そっとしておく事にした。