キミのとなり
デート!?
亜嵐Side
今日はかなり久しぶりのOFF。
でも久しぶり過ぎて何をすれば
いいのか分からずボーっとしていた。
気づいたら夢希に電話していた。
ブルルルル_。
『…んー。もしもし???』
夢希は今起きたみたいだった。
寝起きの声が可愛すぎて少し
返事が遅れてしまった。
『…あ!もしもし?俺、亜嵐!』
『んー?亜嵐?なにー?』
いやー、ただ、
暇だったから電話かけただけだし、
なんて答えようか迷ってしまった。
俺はとっさに、
『か、買い物付き合ってくんね?』
特に買うものもないのに言ってしまった。
『買い物ー??いいけど…。』
『そういうことだから準備して!
おれはもうすぐ行けるから!笑』
『え?ちょっと待って。あたし
今起きたばっか!!』
『じゃ、ついたらLINEするわ!』
プー、プー、プー__。
俺は恥ずかしくなって夢希の
返事も聞かずすぐ電話を切ってしまった。
「きっと、文句言ってるだろうな笑」
俺は準備を済ませ夢希の家へと
向かった。
買い物、何買おうか考えとこう。