大好きな先生へ
出逢い
はぁ…
今日から二年生だ…
めんどぃなー
「おはよー奈々(ナナ)」
「あ、おはよー。春乃(ハルノ)」
ガタンゴトン…
私の通う学校は、電車に揺られて30分くらいの所にある。
すっごい田舎なの。
だから電車も30分に1本しかない…
もっと本数増やして欲しいよね!
なんて思いつつも春乃と話してたらいつの間にか最寄り駅に着いていた
駅からはゆっくり歩いて15分くらいかな?
「奈々、世界史と日本史ってどっち選択した?」
「私は世界史だよ。春乃は?」
「日本史。分かれちゃったね…」
「そうだね…先生誰なんだろ?」
世界史は大石(オオイシ)だよね…
日本史は分かんないな…
「なんか新しい先生らしいよー」
へー
この時の私は全く気付いてなかった…
先生に恋をするなんてーーーー
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