恋は偶然と必然の名のもとに
【キュリーん】

タカシ@『アレ、ゆりさん繋がってる?』

ユリ@『あ、はい、大丈夫ですよ』

 何が大丈夫なものか…。

タカシ@『集まった時に何するとか決まってないみたいけど、何したいですかー』

 別にないけどね

ユリ@『わたしもそのこと聞いたばかりなので、何したいとか、特に…』

 ここは本音で言うしかないだろう。

タカシ@『ぼく、そういう集まりっていうか、集団行動苦手なんで、リュウに任せてるんだけど、何するつもりでいるんだろ』

ユリ@『わたしもそういうの苦手な方なので…。アヤカたちが何か考えてくれるんじゃないですか…?』

タカシ@『お化け屋敷で肝試しとかなったらどうします?w』

 なに考えてるんだろ、この人…

ユリ@『ソレはソレで…』

タカシ@『10000年後の地球はどうなってるか!なんて議題で話し合うとかw』

 …このヒト、ちょっと変なひとなのかなも…。

< 10 / 22 >

この作品をシェア

pagetop