天国から君へ〜大好き〜
「わかれよう。」
「・・・え?」
突然、蕾が切りだした。
いつもの、ふたりっきりの帰り道。
「どーしたの?」
思わず聞き返すわたしに、ライはもう一度言った。
「別れよう。」
・・・なんで?
私、なんかしたかな?
どうして?
なんで、急に、こんな。
え、え?
ギモンで頭がいっぱいになる。
それと同時に、だんだん鼻がツーンとしてきた。
「・・・なん、で?」
そんな状態のわたしには、これが精一杯で。
おねがい、嘘っていって・・・。
いつもみたいに、『うそだよー!!』って笑ってよ。
祈るように、彼を見つめる。
「他に、好きな子できた。」
でも、ライは冷たい表情のまま、そうつぶやく。
う、そ・・・。
うそ、うそだ。
なんかの夢なんだ、きっと。
そう自分に言い聞かせても、いつまでたっても、目は覚めない。
そして、気付いた。
これは、現実なんだと。
瞬間、頭の中が真っ白になった。
なんで?
私が、可愛くないから?
私が、他の子に比べて静かだから?
私が、すぐ怒ったりするから?
ヤキモチやきだから?
うまく甘えられないから?
質問が、つきることはなかった。
「わかっ、た。」
でも、それが口を出ていくことはなかった。
「・・・え?」
突然、蕾が切りだした。
いつもの、ふたりっきりの帰り道。
「どーしたの?」
思わず聞き返すわたしに、ライはもう一度言った。
「別れよう。」
・・・なんで?
私、なんかしたかな?
どうして?
なんで、急に、こんな。
え、え?
ギモンで頭がいっぱいになる。
それと同時に、だんだん鼻がツーンとしてきた。
「・・・なん、で?」
そんな状態のわたしには、これが精一杯で。
おねがい、嘘っていって・・・。
いつもみたいに、『うそだよー!!』って笑ってよ。
祈るように、彼を見つめる。
「他に、好きな子できた。」
でも、ライは冷たい表情のまま、そうつぶやく。
う、そ・・・。
うそ、うそだ。
なんかの夢なんだ、きっと。
そう自分に言い聞かせても、いつまでたっても、目は覚めない。
そして、気付いた。
これは、現実なんだと。
瞬間、頭の中が真っ白になった。
なんで?
私が、可愛くないから?
私が、他の子に比べて静かだから?
私が、すぐ怒ったりするから?
ヤキモチやきだから?
うまく甘えられないから?
質問が、つきることはなかった。
「わかっ、た。」
でも、それが口を出ていくことはなかった。