君日記
君との出会い~千里version~
私は君を始めて見た時
“しまったな”と思った。
今からもう何年も昔の高校生の時
私と君は出会った
出会ったと言っても
完全に私の片想いだった。
それは私が友達の夏美
通称なっちゃんに
「千里も行こうよ〜」と誘われて
男子バスケの試合を見に行った時だった
なっちゃんの他校の彼氏が試合に出るから
と連れてこられたけど
バスケの事なんて何も知らない私は
ずっとあたふたしながらなっちゃんに
ぴったりくっついてた
そんな中なっちゃんが
「あれだ!」と指差した方を見ると
ちょうど試合が始まった頃だった
「ナイスタイミング」なんて言いながら
なっちゃんはすっごくご機嫌だった
なっちゃんの彼氏さんが出ている試合は
雲上高校と南高校の試合だってなっちゃんが教えてくれた。
雲上高校とは
私達の通ってる時折高校のお隣さんの学校
そしてなっちゃんの彼氏が通ってる学校
南高校とは
時折高校とはすっごく遠い学校らしい
なっちゃんは前のめりになりながら
彼氏さんを探してる
私はボケーっと試合を見てた
その時私は見てしまった
3Pシュートを決める君を
そして…しまったなと思った。
“しまったな”と思った。
今からもう何年も昔の高校生の時
私と君は出会った
出会ったと言っても
完全に私の片想いだった。
それは私が友達の夏美
通称なっちゃんに
「千里も行こうよ〜」と誘われて
男子バスケの試合を見に行った時だった
なっちゃんの他校の彼氏が試合に出るから
と連れてこられたけど
バスケの事なんて何も知らない私は
ずっとあたふたしながらなっちゃんに
ぴったりくっついてた
そんな中なっちゃんが
「あれだ!」と指差した方を見ると
ちょうど試合が始まった頃だった
「ナイスタイミング」なんて言いながら
なっちゃんはすっごくご機嫌だった
なっちゃんの彼氏さんが出ている試合は
雲上高校と南高校の試合だってなっちゃんが教えてくれた。
雲上高校とは
私達の通ってる時折高校のお隣さんの学校
そしてなっちゃんの彼氏が通ってる学校
南高校とは
時折高校とはすっごく遠い学校らしい
なっちゃんは前のめりになりながら
彼氏さんを探してる
私はボケーっと試合を見てた
その時私は見てしまった
3Pシュートを決める君を
そして…しまったなと思った。
< 1 / 4 >