君の全てを誰よりも愛そう


「コウ!わりぃ、ゴミ外出してきてくれるか?」

「ああ、了解です。買い出しあるなら行ってきますけど」

「んじゃこのメモのヤツ。頼むわ」



仁さんに頼まれて厨房の生ゴミと財布を持って外の収集所へと向かう。


それにしても仁さんってカッコイイな。


色黒で、洋楽が似合っちゃう感じ。


実際は洋楽聴かないみたいだけど。


仁さんは懐の深い人。


密かに憧れてたりする。




「んっしょっと!今から買い出しだ」




んんん?


なんか、収集BOXの横・・動いてね?




「人・・?」




恐る恐る近づけば、そこにいたのは制服を着た女の子。





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