嘘つき少女は君を愛せなかった
てかもしかして怒らせちゃった…?

でもあっちが悪いんだし!

考えを巡らせてると夏目は私の顎をクッと

持ち上げて目線を合わせてきた。

真剣な鋭い目。

固く閉ざされた薄い唇。

なんだろう、同じ夏目なのに同じじゃない。

『誰でもいいんじゃなくて。

これからは【俺じゃなきゃダメ】って

思わせてやるよ。』

そういってフッと夏目が笑う。

な、な、なにそれ!!!

『なーんてな、今日のお仕置きはこの辺まで♪』

はあ?

私がぽかんとしてると夏目はニコッと笑って

ドアへと向かい、クルッとこっちを向く。

『男の子を簡単にお部屋に招いちゃダメでしょ?

俺以外入れたら…まじでやっちゃうから♪』

かああぁぁぁぁぁ//////
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