タイムスリップ❗~新撰組~
 俺たちは、反射的に刀を抜き、竹刀の奴を守る。
 そして、男たちを斬り殺していく。
 全員殺り終わると、竹刀の奴の方を向く。
 まず、総司が
 沖「君、ただの子どもじゃないよね?」 
 と、何気に怖い笑顔を作る。
 竹刀の奴は、あからさまに怯えていた。
 さっきと違いがあり過ぎて驚いたが、少し可愛く見えた。
 って男が可愛いとかどんだけだよ、俺。まあ、とにかく
 藤「総司、怖えよ。その笑顔。」
 と、言ってみるが
 沖「平助、何言ってるの?普通だよ、ね?」(黒笑)
 そう返された。
 藤「お、おお!そ、そうだな」
 やっぱ怖えよ、総司。お前
 そんなことをしているうちに竹刀の奴は逃げて、一君に捕まっていた。
 手には、すごい量の荷物を抱えている。いつの間にそんなに持ったんだよ
 総司が
 沖「あ!一君、手柄1人締め?」
 と、言って総司が一君の方に走りだす。俺はそれを追いかけた。
 竹刀の奴は一君の手を振りほどき走り出そうとする。
 が、その場に倒れ込む。
 その時、総司はすごい顔で一君に笑いかけていた。
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