タイムスリップ❗~新撰組~
   ぱぁぁぁん! と、沖田さん(と、思われる人)が襖を開ける。
  「土方さーーん!きましたーー‼」
  えぇぇ!勝手に開けていいの⁉土方ってあの、鬼って言われた
  土方歳三だよね⁉大丈夫なの⁉ 
  「うるせぇ!」
  貴方の方が声、でかいですけど⁉ と、思ったが言わない。
  「土方さんの方がうるさいですよ♪ ねっ?」(黒笑)
  沖田さん(と、思われる人)がそう言ってこっちを向く。
  そこで僕に話をふらないでください!そうですねーとか言えないよ!
  『あ、ははぁ。』(苦笑)
  「で、なんだ総司、この餓鬼は。長州の間者か?
   変な見た目だな。服も変だ。」
  鬼だな。本当に...めっちゃにらんでる。変で、すみませんね!     
  まあ、分かるけど。
  僕は、銀髪、赤眼だ。
  銀髪は、母親譲り、眼は、父親譲りである。
  服は、制服。学校帰りだし仕方がない。
  『違います僕は「話は後だ。総司、幹部連中を呼んでこい」......』
  話、切られた。はぁ、イライラする。何なんだよ!もう←黒発動!
  約10分後、数人が集まる。遅い‼
  「お前、名前はなんだ」
  と、 土方さん(と、思われる人)が言う。
  『相手に名前を聞く時は、まず自分から。常識です。』(黒笑っ)
  いつもなら名前を言うけど何を隠そう今の僕はイライラMAXですので        っ。
  簡単に言うこと聞きませんよ★
  「クソ餓鬼、斬り殺すぞ」 
  『どうぞ、殺してくれて構いませんよ』
  どうせ、悲しんでくれる家族もいないし。
  その場にいた全員が驚いた顔をする。
  『自分で言っておいて、何驚いた顔しているんですか?』
  「チッ」と、土方さん(と、思われる人)が舌打ちする。
  「俺は、新撰組副長土方歳三だ。」
  知ってる。
  『白夜琥珀と言います。』
  落ち着きを取り戻した僕は自分の名前を言う。すると、土方さんの横に
  座っているがっしりとしている人が、
  「俺は、近藤勇だ。局長をしている。」
  と、言った。近藤勇かぁ、この人が。優しそうな雰囲気の人だな。
  それに続き、他の人たちも名前を言いだした。 
  そんなに一斉に言われても......。
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