タイムスリップ❗~新撰組~
 「僕は、一番隊隊長の沖田総司です!」
 「俺は、三番隊隊長の斉藤一だ。」
 「俺は、八番隊隊長の藤堂平助ってんだ!」
 『あの..そんなに一斉に言われても、困ります。』
 名乗ってくれるのは、ありがたいけど、そんな簡単に言ってもいいのかな?
 そう思っていると、土方さんが
 「お前ら、そんな簡単に名乗ってんじゃねぇ‼間者かもしれねぇんだ」
 やっぱり、そう思われてるか。違うんだけどなぁ。
 『違います。』
 「証拠は?」
 どう証明しろと?はぁ、イライラする。←黒発動!
 『どう証明しろってんですか?』
 「自分で考えろ。」
 『どうしたら、信じてくれるんですかって聞いてんですけど?』
 「どこから来た?」
 『言ってもわからないと思いますが』
 未来って言っても信じてくれないだろうからな。言っても意味がない。
 「いいから言え。」
 『無理』
 「早く言え。それとも、やっぱり長州の間者か?」
 『言っても信じないと思うけど?』
 「どこから来たんだ?早く言え!」
 『未来』
 「何ふざけたこと言ってんだ。もっとましな嘘言えないのか!」
 『嘘じゃない!』
 近藤さんが言い争っている間に入ってきた。
 「2人とも落ち着いて。
  白夜君、未来から来たって本当かい?」
 『はい。本当です。僕は、未来から来ました。』
 近藤さんのおかげで僕のイライラは落ち着いた。
 「証拠はあるかな?」
 『僕の持っていた荷物はどこですか?それに入っています。』
 「平助、持ってきてくれるか?」
 と、言うと藤堂さんは、
 「えぇ!俺かよー!」
 と、言うと沖田さんが
 「平助、持ってくるよね?」(黒笑)
 と、言った。
 笑顔が黒いよ...沖田さん...
 藤堂さんは、
 「わかった、わかったからその笑顔やめて!怖いから!」
 と、言い、部屋から出ていった。
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