き み さ え い れ ば 。

少ししてアパートの前についた。


『今日は、ありがとうございました』


「いや、俺の方こそありがとな。
来てくれるとは思ってなかったから
嬉しかった。」

『え？』

「俺のこと、苦手だろ？」

『……えっ』


知られていたことにビックリした。
態度に出てたのかな？


「まだ高山がバイトだったころ、
俺、結構キツめにゆうたことあったよな？」

『あー……』

「その様子やと、アタリ？」

『……はい。
でも、今は苦手なんてことないし、
むしろ、話しやすくて頼れる先輩です』


これは事実。

バイトのときのことなんて
ほとんど忘れていたし、
話しやすくていい人だと思っていた。



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