き み さ え い れ ば 。
ボーッとしながら食べていると、
携帯が鳴った。
『ん?』
荻野さんからメールが来ていた。
ーーもうご飯食べたか?
まだならどっかで一緒に食べないか?ーー
なんと、ごはんの誘いが来たのだった。
驚きすぎて反応に困った。
なんでわたし?
ほかの人もいるのかな?
とか、一瞬でいろいろ考えて
ーーえ!?いいんですか?ーー
と、少しズレたような返事をした。
ーー高山が嫌じゃなかったらーー
そう言われてさらに戸惑ったけど
ひとりで食べるよりはいいと思って、
ーーはい!行きます!ーー
と、答えた。
*