淡く遠く過ぎた時間〜愛のカタチ〜
―コンコン…ギィ…
「入るわよ? いるの? クロエ?」

「…よく来たね、ライリー。」

僕は彼女に笑顔で近寄り、床へ押し倒した。

刹那、

僕はライリーの首を締めた。

「かぁ…ゲホッ…ゲホッ…
 はなし…てぇ…… クロ…ェ… クロ……―――。」

―彼女は息絶えた。

なぜだ? 涙が止まらない。

「彼女もあの女どもと同じ、僕の玩具に過ぎない。 そのはずだ。」

僕は君の亡骸を抱え喘ぐ様に1人泣いた。



◇◆END◆◇
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