【完】すき、好き、大スキ。



「解決したんか?」



……は、何が?


唐突な言葉に、聞き返したい言葉は出ず。


頭の中はフル回転中。

解決……って何だろう。



「何か、いつも通りに戻ってるし」



そう言って首を傾げた璃久に



「え!? もしかして……心配してくれてたの?」



そう大きな声を出した。


勿論、璃久は、そんなあたしを睨んだけど。

そんなの今は、どーでもいい。



「だから、コンビニ!?」



これは都合よく考え過ぎかもしれないけど。


あたしの事を心配してコンビニに行くって嘘を吐いたのかなーって……思っちゃったり?




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