【完】すき、好き、大スキ。

3つの歳の差-KOZUE




「え!? り、璃久!?」



いつもと同じように、
璃久の塾前で待っていたあたしは
近付いて来た男の子に口を大きく開けて指差した。



「……何やねん」



驚き過ぎるあたしに、
不機嫌そのものの声が返ってきても驚く事しか出来ない。



だって、璃久が。



璃久のハチミツ色の髪が。



真っ黒なんだもーーーん!!!





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