ラグタイム
前言撤回。
今まで通り、若頭と呼ばせてもらおう。
さっきまでの感動を返せ、このアホンダラ。
「朝貴だったら手で握ったおにぎりとみそ汁と浅漬けを出したぞ」
おにぎりを頬張りながら藤本さんが言った。
「おにぎり1つでそんなにも特典がついたのか!?」
マジか、それ!?
驚いて聞き返したあたしに、
「念のために聞くけど、お前の得意料理は何だ?
1つくらい作れる料理があるだろ」
藤本さんが聞いてきた。
「えっ、作れる料理ですか?
カップラーメンとレトルトくらいですかね」
そう言ったあたしに、藤本さんの手から食べかけのおにぎりが落ちた。
今まで通り、若頭と呼ばせてもらおう。
さっきまでの感動を返せ、このアホンダラ。
「朝貴だったら手で握ったおにぎりとみそ汁と浅漬けを出したぞ」
おにぎりを頬張りながら藤本さんが言った。
「おにぎり1つでそんなにも特典がついたのか!?」
マジか、それ!?
驚いて聞き返したあたしに、
「念のために聞くけど、お前の得意料理は何だ?
1つくらい作れる料理があるだろ」
藤本さんが聞いてきた。
「えっ、作れる料理ですか?
カップラーメンとレトルトくらいですかね」
そう言ったあたしに、藤本さんの手から食べかけのおにぎりが落ちた。