ソルトキャンディ
「「「おなしゃーっす!!!」」」
練習が始まっても私はずっとテストのことしか考えられなかった。
もし赤点になったら退部。
私はすごくこの部活が好きだから絶対に辞めたくない。
「危ない!!」
え。と思ったら体に激痛が走った。
ちょっとボーっとしてたら部員がコントロールミスしたボールに腕が当たってしまったのだ。
「真優ちゃん大丈夫?ソフトボールは野球と違ってボールも大きめだから当たったら痛いよね。念のため保健室で見てもらってきな。」
「でも軽く当たっただけなので大丈夫です」
「でも。じゃねーよ。」
不意に腕を引っ張られた。
「ほら腫れてきてんじゃん。無理すんじゃねーよ。浜屋先輩、こいつ保健室連れてくんで後はよろしくっす」
「わかった。先生に伝えとくね」
腕を引っ張られて私と明智先輩は保健室に向かった。
「てゆうか、ボーっとしてるとか部活舐めてんの?」
「そ、そうゆう訳じゃないですけど…でもテストのこととか不安がたくさんあって…」
「んだよ、そんなことかよ」
「そ、そんなことって…!」
「ほらついた。ちゃんと見てもらえよ。俺は練習戻るから」
本当に自由な先輩だ。
「ちょっと腫れてるけど骨に異常はないみたいね。湿布貼っとくからお大事にね」
「ありがとうございました」
やっぱり集中しなきゃダメだなと思いながら戻りマネの仕事に取り組んだ。
練習が始まっても私はずっとテストのことしか考えられなかった。
もし赤点になったら退部。
私はすごくこの部活が好きだから絶対に辞めたくない。
「危ない!!」
え。と思ったら体に激痛が走った。
ちょっとボーっとしてたら部員がコントロールミスしたボールに腕が当たってしまったのだ。
「真優ちゃん大丈夫?ソフトボールは野球と違ってボールも大きめだから当たったら痛いよね。念のため保健室で見てもらってきな。」
「でも軽く当たっただけなので大丈夫です」
「でも。じゃねーよ。」
不意に腕を引っ張られた。
「ほら腫れてきてんじゃん。無理すんじゃねーよ。浜屋先輩、こいつ保健室連れてくんで後はよろしくっす」
「わかった。先生に伝えとくね」
腕を引っ張られて私と明智先輩は保健室に向かった。
「てゆうか、ボーっとしてるとか部活舐めてんの?」
「そ、そうゆう訳じゃないですけど…でもテストのこととか不安がたくさんあって…」
「んだよ、そんなことかよ」
「そ、そんなことって…!」
「ほらついた。ちゃんと見てもらえよ。俺は練習戻るから」
本当に自由な先輩だ。
「ちょっと腫れてるけど骨に異常はないみたいね。湿布貼っとくからお大事にね」
「ありがとうございました」
やっぱり集中しなきゃダメだなと思いながら戻りマネの仕事に取り組んだ。