真逆な彼とのドキドキ恋愛



『…し!もしもし!百夜?』


あ!電話してたんだった


「ご、ごめん!」


『てかなに?百夜と神崎くん一緒に今いんの?』



「う、うん」


『そーなんだ!今ね私も蒼翔くんといるんだ!!』



なぜか急に電話のトーンがデカくなる

心愛。




「そ、そーなんだ!」


『てか今日学校戻ってこれそう?』



今12時40分くらい…か…



「どーしよ…」


『神崎くんに聞いてみなよ』


「うん!」



「ねえ琉星。この後学校戻れそう?」


私が尋ねると琉星は電話から耳を離し



「それ今俺も聞こうとした。てかそれお前次第」




私、次第。



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