真逆な彼とのドキドキ恋愛

3




「1時40分か…学校着くの2時すぎだとして6時限目しか出れねーよ?」





琉星は携帯を見ながらそう言う




「…でも行かないよりはいいでしょ!」




私は人生初授業をサボりました




そして人生初恐ろしい思いをしました






でも…人生初…



ドキドキと変な思いもしました





思い出すだけでも全身の血が駆け巡るかのように


顔が赤くなるのがわかる





それもこれも…




「…琉星のせいだ」






「あ?なんか言った?」






私は琉星のせいではっとする



「い、今口に出てた??」




「いやちゃんと聞こえなかったけど確かに琉星って聞こえた」






よ、よかった…






今一緒に隣で歩いているだけで


胸のドキドキが収まらない。






< 79 / 155 >

この作品をシェア

pagetop