先生と私。
先生を初めて知ったのは小学校3年生の頃。
3つ離れた姉貴の担任だったから。
最初は なんなのこの人?馴れ馴れしく喋りかけてくるし、毎日勝手に上がり込んで来るし…くまさんみたい。
そう姉貴はたまに学校を休んだり毎日の様に遅刻などをしていた。
体つきが良かったから小学生の私にはくまちゃんにしか見えなかった。
そんなこんなでその時のアダ名がくまちゃん。
最初の頃は人見知りもあったせいか、喋りかけられても完全にシカト。
でも段々慣れ始めた頃には喋りかけてくると「うん。」「別に。」「おはよう。」ぐらいは言葉を通わす様になった。