【実話】答えはひとつ
そのメールを見た瞬間ゾッとした

俺…騙されたんだ

すぐにエリに別れようとメールした

エリは電話口のむこうで泣きながら別れたくないといい
なんども否定し続けた

けれど俺は聞き流し電話をきった


今思えばなぜ俺はエリのことを信じなかったのだろう
他の誰よりも好きな人を信じる

これが彼氏の役目なのに…


その次の日から地獄は始まった

学校の8割が女子のこの学校
男子は少ない人数で団結していたが女というのは恐ろしい

気に入らない奴はシカトが当たり前
共学になる前はホースを性器に入れられ水を入れ続けられたりなんかもあったと聞いた

そんな中すぐにエリの噂は広まり俺に告白してきた女達に集団リンチをされていた

俺は怒りもあり

見て見ぬふりをした…

それでもエリは毎日俺になにげないメールをしてきていた

そんななか天狗になった俺はエリの浮気を知らせてきた女と付き合っていた

この彼女の名前は楓

この子は癖があり

二人で会うことを拒まれ続けた

楓からストーカーされているとメールがきてかけつけるともう楓は家に帰っていて誰もいなかったり学校では目も合わせてこない

これは付き合ってるというのか…

そんななかエリは楓と俺が付き合っていようと毎日メールをしてきていた

楓に会えない俺は次第に不満もたまり隠れてエリと会うようになった

いつも二人で会っていた公園で話しセックスをして帰る

これが日課になっていた

自分の中でもこんなに俺を好きでいてくれているエリが浮気なんてするわけがない

そう思い始めていた


そんなある日


ついに楓にバレた

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