恋愛上手になるためのルール
「みや、なんか、可愛いね」



赤い顔で、ディランを見つめた。


いつに無く素直な私に、ディランは、ちょっと、戸惑っていたけど、何度目かのキスの後で、私のシャツを脱がした。


私は、抵抗しない。



「あ、あれ、いいの?まだ9回目だけど」



「うん、私、準備できたよ」


私は、戸惑いながら、頷いた。



「じゃ、じゃあ、いただいちゃいまーす」



ドキドキしながら、前を見ると、ディランが裸になっていた。



「あれ、まだ大きくなってないの?これからかな?」



微笑む私に、ディランは、そ、そうだよ、と焦った声で答える。


途端に、ディランが嘘をついていたことに気づいた私。この人は本当にあほだ。


でもまあ、今更やめられないや、と思って、気を取り直した。





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