恋愛上手になるためのルール
次の日、仕事帰りに学校に通っている私は、図書館で探しものをしていた。



電話の音。


何かしらっと思って、携帯をみると、まさかのディラン。


懐かしく思う暇もないじゃん。ディラン。


ぶつぶつ言いながら、急いで外に出て、電話に出た。



「みやー、どうしてる?大丈夫?」



「今、学校の図書館だったんだけど、まあ元気だよ」



「よかったー、じゃあ、今取り込み中だから、またねー」



「わかった」



何だったんだろう、まあいいやっと思い直して、レポートを書く資料を探しに、図書館に戻った。


それから、ディランからは、大体毎日、どうでもいいような電話がくるようになった。






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