恋愛上手になるためのルール
ようやく、テーブルに案内されて、オーダーを取ってもらう。



「あ、言い忘れたけど、アップルパンケーキ、馬鹿でかいから、二人で分けて、サイドになんか別なの頼もう」


ディランが言った。



待ちに待ったアップルパンケーキは、ディランの忠告通り、馬鹿でかかった。



「うわぁ、本当に大きいね!」


一口食べて、またびっくりした。本当に美味しい。


「ディランのお店選び最高じゃん」



「よかったぁ、みやが喜んでくれた」



お母さんにほめられた子供だな、この子。



そんなことを考えていた。



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