恋愛上手になるためのルール

「私と一緒に暮らしたいの?」



「だって、この一か月、毎日みやの家に通ったんだよ、他に家賃払うより、みやに渡したいし」



「あれ、ディランは、私のこと、好きなの?」




「何言ってるの?」



そう言って、ディランは私をソファに押し倒した。



「当たり前じゃない、みや。愛してるよ」



その言葉と同時に、私の顔や、身体に、優しいキスが落ちてきた。



「私だって、負けないくらい、大好きだから」



私たちは、またキスをした。



最近では、ディランの身体の温かみを感じないと、安心できないくらい、一緒にいるのが、当たり前で、この人を好きなんだって、もう否定できない。



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