裏表彼氏
葵「肩の力ぬいて。」
美思「力入ってない。」
葵くんの肩揉むのは大丈夫だけど…揉まれるのは大丈夫じゃない。
葵「ならいいけど。」
美思「キャッ‼︎無理無理無理。」
葵「本当にダメなんだな。じゃあ、選択肢やろうか?」
選択肢って…。
美思「何?」
葵「一つ目は美思から俺にキスすること。二つ目はこのままおとなしく肩揉まれるか。」
一つ目しかないでしょ。
美思「一つ目のほう。」
葵「よっぽど嫌なんだな。肩触られるの。」
美思「うん。」
葵「じゃあ、美思からキスしてくれんだろ?」
まぁ、言ったからにはしますけど…。
美思「うん。目閉じて。」
優しくキスをする。
私からするなんてはじめて。
葵「美思からするのはじめてじゃね?」
美思「そうだね。」