裏表彼氏

思い当たる節があるのか、考え込んだな。

葵「美思‼︎」

美思「ん?どーしたの?」

葵「静止画になってた。」

美思「ごめんね。」

葵「いや、大丈夫だけど。美思、疲れてんじゃない?」

美思が俺に気を遣って嘘をついてる事なんてすぐバレるのにな。

美思「疲れてなんかないよ。」

葵「それならいいけど。」

優しくキスをする。
あんまり、がっつきたくない。
美思が純粋である事は知ってるから。

美思「葵くんに心配かけちゃってごめんね。」

葵「謝る必要ない。心配するのは彼氏として当たり前の事だから。」

美思「そんな、恥ずかしい言葉をさらっと言わないで。」

葵「戸惑ってたらこっちまで恥ずかしくなんだろ?」

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