piece〜すべてがそろうまで〜

そのあと30分たっても直哉は来なくて、結局家に帰ることにした。

そして帰っている最中に、私たちに悪魔が訪れた。

「知廣、危ないっ‼︎」

突然和歌葉の声が聞こえた。
そしたら私たちが通っている歩道にトラックが突っ込んできた。
私はびっくりして、その場から動けなかった。でも、そのあと和歌葉に背中を押されてさっきいた場所から離れたところに倒れた。

そして、私がさっきいたところをみると、和歌葉が血を流して倒れていた。

私は訳が分からなくなってとにかく和歌葉の名前をよんだ。

なんども、なんども、
でも和歌葉は目をあけなかった。

それからどうやって病院にいったかはわからないけど、お父さんと私は和歌葉の寝ている病室にいた。
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